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お知らせ

コンビニオーナーが来社、試作機を絶賛され大きな自信となりました。その上、

前回、油の研究者から良い報告の結果、コンビニオーナーが来社されます、と予告を書きましたが、昨日Mさんが来社されました。

Mさんは大手コンビニチェーンの首都圏にある店舗のオーナーです。理系の大学を卒業後、専門商社で製品開発や開発営業、拠点の代表者などをされて数年前に退職しコンビニオーナーをされています。

コンビニ業界は24時間問題など解決すべき課題が山積しているようですが、Mさんから見てもいろいろ改善すべきところがあるそうです。

その中の一つが揚げ調理に関するもので、劣化が進みやすい現状、無駄が多い油の廃棄や清掃等のオペレーションの課題、調理スペースの汚れや店内への匂いや汚れの拡散の問題などを何とかできないかと考え、油の専門家の提案で実験も行って来ました。

フライヤーについてもいろいろ調べている中でクールフライヤーを知り、なんと私のnoteの投稿を全部読んでくれたそうです。

そして開発中であると知りつつ、油の専門家の提案と合わせて、すでにコンビニ本部へ提案書を書き、地域責任者へのプレゼンも済ませたそう。コンビニ本部にも今は改革機運があるので、提案を本気で検討してくれる可能性はあるということでした。

とは言え、現状のクールフライヤーで実際の調理を見て頂き、確認してもらう必要があります。思い描いていたものと違うと言われたら先に進むことはできません。でもそうした心配は杞憂でした。

持参されたコロッケを調理しましたが、その静かさにびっくり。こちらで用意した鶏もも肉の唐揚げには、「なにこれ?肉がおいしい」。肉本来の美味しさが引き出されているという事だと理解しましたが、思わず口から出た表現だけに私にとっては格別な評価です。

特別な食材ではない証拠として、パックについていた特価シールを見てもらいました。ここまでの良い反応があると思っていませんでしたので嬉しくなりました。

大根のてんぷらも大好評で、イチゴの素揚げはその意外性と可能性に大いに満足していただけたようで、将来構想の話が盛り上がりました。

気にされていたのはコロッケの揚げカスや天ぷらカスが、調理後にどのようになるのかということでしたが、食材落下防止用のパンチングボードの穴からきれいに落下沈殿しているのを確認して感心していました。天ぷらカスも当初は浮きますが、やがて沈殿しその後は炭化も進行しません。

さらに調理が終わったあと周囲の汚れはほとんどなく、これについても普段の汚れたフライヤー周辺との違いを強調されていました。

私が心配していたのは、水冷の為の水道接続や排水でしたが、、、

最近のコーヒーマシンは給水接続しているそうで、「それと同じで工事まで本部が提供する」のだそうです。コンビニ以外の店舗はわからないけれど、排水もシンクがすぐ近くにあるので問題ではないという事でした。

残る問題は油交換や清掃時のオペレーションです。私が実際に運用しているオイル交換の試作を見ていただきましたが、考え方や実用性に納得していただけました。

クールフライヤーはオートリフト機能さえつければ、「火災、火傷などに対する安全性能」、「おいしさ」、「運用性能」、「匂いとオイルミスト抑制性能」、「省コスト性能」、「省資源」を含めて既にコンビニ用フライヤーとして十分な性能だと言われ、事業化への大きな自信となりました。

「他のチェーンや異業種との差別化の為にも、注文後調理やイートインコーナーとの連動を進めて行きたい」と言われるので、以前に書いた、コンビニで「注文後調理」が現実になる日、フードロスの解決手段としても有効、が本当に現実に近づいている気がしました。

Mさんは樹脂の専門家でもあり、開発営業が得意な商社マンでもありました。ユーザー視点での意見はもちろんですが、そうした知識や経験から、今後当社が考えている製品展開や営業的展開へのアドバイスも頂けそうで、ありがたい仲間が増えたとも言えます。

noteとFacebookへの転載で情報発信を開始して5ヶ月を過ぎました。本当に良かったと改めて思います。noteとFacebookで応援してくれている皆さんに感謝です。

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