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【5】クールフライヤー株式会社を設立

前々回の【2】で書きました特許出願、およびその構造による効果の検証機を自作したのは2012年の秋でした。

特許出願を行った時点では、製品としては主に自立型の大型機(油量23~28リットル)を想定していました。

そして出願の翌年の2013年に、既存のフライヤーの部品等を利用して製作した試作機が下の写真です。

 

 

特許の出願によって基本構造がかたまり、
自作した検証機により、効果の検証に成功し、
大型機の試作でもかなりの完成度に達した、
と判断できましたので、2014年7月に友人ら3名とクールフライヤー株式会社を資本金300万円で設立しました。

 

最初に、大型機をターゲットにしていた理由

写真のような自立型大型機から製品化しようとしていた理由は2つありました。

一つ目は、これまでフライヤーの構造について考えるときはいつも自立型大型機をイメージして考えていたためで、その方が見慣れていて考えやすかったと言うことだと思います。

二つ目の理由はクールフライヤーが、フライヤーに求められる性能が高い一方、価格は高くなりそうだったためです。

スーパーの惣菜売り場が典型です。大型のフライヤーを3台から5台ほど使用して大量の調理を行い、大量の油を消費します。このような店舗では、油の劣化抑制性能が高ければ油の消費量を大きく減少させることが可能で、価格が高いことを克服できやすいと考えたからでした。

PRODUCTS
Products

用途に併せた、
2つのラインナップ

クールフライヤーは、これまでは当たり前とされて来たこれらの課題を、シンプルな水冷構造と加熱制御(技術解説をご参照ください)のみで解消することに成功しました。

CFT-7
CFT-7

小型 / 卓上型

小型 / 卓上タイプの
クールフライヤー

小~中規模店舗や、食材を分けての2台使いなどにおすすめです。
 

CFT-18
CFT-18

標準型 / 自立型

2024年11月発売
(一都三県限定)
揚げ調理量が多い店舗向けの
クールフライヤー

リザーブタンクを活用した揚げカス自動排出機構付き。揚げカス処理の手間を省き、揚げカス由来の油劣化も抑制します。

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