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【8】デザイン性にも優れたフライヤーを創りたい

2017年3月にものづくり補助金に採択されました。その結果製作した試作機がCFT-02(上の写真)です。今までのフライヤーとは一線を画したものになりました。

今までのフライヤーと言えば、自立型であっても卓上型であってもデザイン的には無頓着なものが多いと思います。

その理由は、多くの方がフライヤーと聞いてイメージするのが、油がこびりついて黒く固まってしまった姿だと言うことと関係しています。つまりフライヤーは厨房においても汚れの元凶であって、それをデザインしても仕方がない、と思われているのだと思います。

ところがクールフライヤーは違います。せっかく油ハネを極限まで抑えられるとすれば、そして油煙やオイルミストも少なく、汚れを拡散する上昇気流も最少で、近くにいても暑くない。だったらデザイン的にも優れたものにして、デザイン性も特長に加えたいと考えたわけです。

小型卓上機の開発を先行させようと考えた理由

もともと油が20リットル以上も入る自立型の大型機を目指していた話は以前に書きました。そこからこのように小さな(と言っても6リットル以上)卓上型へ方針転換をした理由は、デザイン性を特長に加えたいということと大いに関係しています。

自立型では大きすぎて自宅で実験ができないことが課題であった中で、中国製の小型フライヤーと水槽とで自作したシースルー実験機のインパクトが、小型卓上機へ舵を切るきっかけにもなったと言えます。

これまでフライヤーは厨房に隔離されているか、少なくとも客席から見えにくいところ、そして水場から離れたところに置かれるのが普通です。

ところがクールフライヤーなら、もっと自由にレイアウトできるし、客席に近いところに置いても清潔に美しく保つことが可能です。そしてこれにデザイン性が加われば、今までにない需要を開拓できる可能性があるのではないかと考えたわけです。

ものづくり補助金に採択、対象分野は「デザイン」

ものづくり補助金の申請書の中には、対象類型の分野という項目があります。試作を行う場合は、中小ものづくり高度化法という法律の12分野の技術類型のうち、どれかにあてはまらないと申請することができないのだそうです。

幸いなことに「デザイン」という項目がありましたので、迷わずそれにして申請し、2017年3月に計画は採択されました。
シースルー実験機、機能ブロックを外出にした実験機CFT-01を経て、デザイン性に優れた試作機CFT-02の開発がスタートすることになります。

当社の取締役である福田さんが工業デザイナーなので、私の意図が十分に反映されたデザインの試作機となりました。
もちろんすんなり出来上がったわけではなく、顛末はあためて書くことになりそうです。

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