先週、あるベンチャーキャピタルから、当社ホームページの「お問い合わせ」経由でコンタクトをもらいました。
ちょっと前に書きましたように、直前まで当社ホームページからのお問い合わせが着信できない状態でしたので、「良かった!」と思う一方他に届いていない重要な問い合わせがなかったのか、不安にもなりました。
第三の特許を実装し店舗実験に耐える試作機を早く作りたい、一般フライヤーとの本格的な比較実験を行いたい、補助金頼みでは遅々とした歩みにしかなりません。
ですから何らかの方法で資金を何とかする必要があります。クラウドファンディングについて検討してみましたが、現在取り組んでいるのは業務用なので購入型では難しいと思われ、家庭用クールフライヤーは将来の話ですので、6ヶ月以内にリターンを渡さなくてはならないわけですからこれも到底無理です。
紹介を受けて銀行系投資会社とも面談しましたが、その時点ではまだまだ早すぎるという印象でした。
柴山和久さんも上の投稿の中で、「10億円を超える資金を調達できる恵まれたスタートアップはごく一握りです。日本の多くの起業家は、今日も資金調達に奔走しています。」と書かれていますが、特にものづくり系の場合はさらにさらに困難な状況ではないでしょうか。
先程書きました銀行系投資会社の例でも、「販売計画は?」「事業計画は?」という話になってしまい、「実際に試作機を見たい」とはなりませんでした。
私が思うにはですが、特にものづくり系については、「着眼点」や「技術の突破力」は非常に重要な要素ではないでしょうか。まだ評価されておらず、評価は定まっていないわけですから、その時点の試作機を実際に見ることができるなら見てみたいと思いますし、評価される立場としては見ていただきたいと思います。
ですので、今回ベンチャーキャピタルからコンタクトをもらったこと自体うれしいことですが、当社へ来て頂くことになりましたから試作機での調理も見て頂けますので二重に嬉しいです。
調理を見て頂き、本格的な検討に入ってもらえたらクールフライヤー事業は加速できます。来社される当日が楽しみです。