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エバートロンの田中久雄社長から頂いたアドバイスは、「商品に惚れてはいけない」

株式会社エバートロンはテレビでもずいぶん紹介されていますので、知っている方も多いと思います。食品の鮮度を保つ技術で脚光を浴び、フライヤーに入れると油ハネが減少したり、油の消費量が減少したりする製品も同じ技術で製品化をしています。

揚げ調理を研究する者として以前から、一度しっかり聞いてみたい、見てみたいと思っていたわけですが、先日これら技術と製品に関する田中社長のプレゼンテーションを聞くことが出来ました。

技術の鍵となる前提は、水には「自由水」と「結合水」というものがあるということでしたが、全く知りませんでした。水は腐敗に関わりますが、これは「自由水」が引き起こす悪さであって、例えば干物にすることで「自由水」を除去すれば、まだ十分に水分を保った干物であっても腐敗の進行は極端に遅くなるのだそうです。

また、5万ヘルツの電波振動で水のクラスターが微細化される動画も見せて頂き、油ハネが減少するなどの効果が生ずる原理も理解できました。

この日は表参道駅0分にある同社を始めて訪問しました。間違ってエレベーターを降りたオフィス階も、そして会場のプレゼンテーションルームも素晴らしいものでした。

開始10分前に会場に到着したところ、この日の午後の部の出席者が少なかったこともあって、幸運にも田中社長と名刺交換、そして少しの立ち話の機会を得ました。

フライヤーの研究開発をしてきた事や現状をお話ししたところ、「油は難しい」とご自分が格闘した経験を話して頂きました。そしてアドバイスとして、「商品に惚れてはいけない」と言われたのでその意味を伺うと、売り方を磨くことが重要という主旨でした。

ホームページの記載によれば、エバートロン社の研究開発の歴史は1975年に始まり、開発・出願、開発・出願の繰り返しで、最初に発売開始の文字が見られるのは、なんと2013年が最初です。これほど長い間よく諦めずに続けることができたのか、不思議なほどです。

長い間の研究開発と、販売でも苦労をされた上で成功を掴んだ田中社長ならではの、ありがたいアドバイスだと感じました。

PRODUCTS
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用途に併せた、
2つのラインナップ

クールフライヤーは、これまでは当たり前とされて来たこれらの課題を、シンプルな水冷構造と加熱制御(技術解説をご参照ください)のみで解消することに成功しました。

CFT-7
CFT-7

小型 / 卓上型

小型 / 卓上タイプの
クールフライヤー

小~中規模店舗や、食材を分けての2台使いなどにおすすめです。
 

CFT-18
CFT-18

標準型 / 自立型

2024年11月発売
(一都三県限定)
揚げ調理量が多い店舗向けの
クールフライヤー

リザーブタンクを活用した揚げカス自動排出機構付き。揚げカス処理の手間を省き、揚げカス由来の油劣化も抑制します。

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