新年おめでとうございます。
昨年はコロナに翻弄された1年でした。
新規感染者が過去最多となる日が続いていますが、ワクチンの開発も進むなどコロナ禍を克服できる可能性が高まっています。
大きな災禍ではありましたが社会に大きな変化をもたらし、その動きを加速するという側面もありました。
加速された動きの中ではデジタル化が顕著ですが、昨年世界で「2050年までに温室効果ガスをゼロに」という動きも趨勢となり、日本もこの流れのなかで同様の宣言を行いました。
当社は今年クールフライヤー製品の販売を開始します。
この製品は、安全性、快適性、省資源性と経済性、おいしさと健康、清掃運用性、環境性能、さらにはデザイン性まで、揚げ調理に求められる性能を全てというほどに備えています。
また当初業務用フライヤーを製品化しますが、当技術は小さな家庭用から巨大な食品工業用まで応用できる技術です。この結果、12月に行った増資では家庭用製品の販売を得意とする通販系の会社から出資を頂きました。
また複数の食品大企業からもコンタクトを頂いており、今後業務用にとどまらず家庭用及び食品工業用への応用が実現していきそうです。
そして上記で上げた製品・技術の特長はSDGsの以下の目標達成に貢献します。
<目標2.飢餓の撲滅>
業務用、家庭用、食品工業用フライヤーの普及を通して、食用油の消費量を削減し、原料である穀物等を食用に転換します。
<目標3.すべての人に健康と福祉を>
劣化した油は健康に有害です。クールフライヤーは劣化抑制性能が極めて高いため、油を新鮮な状態で保つ事が可能であり、人々の健康に寄与します。
<目標13.気候変動に具体的な対策を>
食用油の消費量削減は、これに係る物流や精製過程、排油処理の削減を通してCO2の排出を減少させます。
<目標14.海の豊かさを守ろう>
クールフライヤーは、構想の段階から河川や海を汚さないことを最重要の目標と考え、実現しています。
<目標15.陸の豊かさも守ろう>
世界で使用量の多いパームオイル用ナツメヤシや穀物生産のために、森林が伐採され焼かれています。食用油の消費抑制により、これを抑制できる可能性があります。
「脱炭素」への貢献はSDGs目標13、15と重なります。
ESG(環境・社会・ガバナンス)への取組みです。
E=環境はSDGs目標13、14、15と重なります。
S=社会性は、SDGs等へ貢献することで実現します。
最後にG=ガバナンスです。
今年はこの面でも評価頂ける改革を行います。まずは本格的に機能する監査役の選任、同じく顧問の選任。(これについては近日中に改めて書きます。)そしてその機能を活かす社内運営に努めます。
今年はクールフライヤー製品と技術の提供によって、上で書きましたことを実現し社会に貢献することを目指します。
是非ともご応援、ご支援をお願い致します。