お知らせ

食品工業用フライヤーメーカーが来社、技術革新は十分可能と感じました。

先日書きましたが、食品工業用フライヤーメーカーの役員の方が来社されました。

https://note.com/kyamada22/n/ned9abed96434

食品工業用フライヤーというのは、詳しく知らない私から見ると似ているように見えますが、その用途によってかなりの違いやノウハウがあって、棲み分けているのだそうです。

先日も載せましたがこのようなものです。

連続フライヤー

ですので、今回聞いた話は工業用フライヤー全てについての話ではありませんが、大いに課題があるようです。

課題はなんと言っても油が劣化してしまうことです、そして油煙が機器や排気ダクトに付着して清掃がたいへんというのも課題だそうです。放置すると火災の発生源になります。

油煙は加熱接触面の温度が高すぎる場合や、油の劣化が進んでいる場合に発生します。新鮮な油であれば180℃程度では発煙しません。

容易に油煙が発生するということは、構造上または運用上なんらかの問題があると考えられます。

加熱構造を伺うと、やっぱりそうかと思えるものでした。

熱効率や清掃性その他を考えるとこういう構造に落ち着くというのは理解できますが、それでは油は劣化してしまいます。そして劣化すれば油煙も発生します。

解決策はありそうですがコストアップします。

ただし現状から考えると、
・油の消費量が大きく減少
・油煙はなくなり、オイルミストや油はねも激減し清掃コストも低下
・油の劣化進行が抑えられ、製造する食品の品質が高位安定化

という話ですから、十分に受け入れられる可能性があるのではないでしょうか。油の消費量はどのレベルで廃油しているかにもよりますが、恐らく1/3程度になりそうです。

また、油の劣化度が高いレベルまで使い込んでいる場合には、その分調理品質の向上が大きくなります。

工業用フライヤーとは全く規模の異なるクールフライヤー試作機ですが、デモを見ていただきました。

そして調理の違い、劣化抑制性能の違いの理由を実感して頂けたと思います。このあと協業への話が進めば嬉しいです。

PRODUCTS
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用途に併せた、
2つのラインナップ

クールフライヤーは、これまでは当たり前とされて来たこれらの課題を、シンプルな水冷構造と加熱制御(技術解説をご参照ください)のみで解消することに成功しました。

CFT-7
CFT-7

小型 / 卓上型

小型 / 卓上タイプの
クールフライヤー

小~中規模店舗や、食材を分けての2台使いなどにおすすめです。
 

CFT-18
CFT-18

標準型 / 自立型

2024年11月発売
(一都三県限定)
揚げ調理量が多い店舗向けの
クールフライヤー

リザーブタンクを活用した揚げカス自動排出機構付き。揚げカス処理の手間を省き、揚げカス由来の油劣化も抑制します。

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