お知らせ

実験の結果、油槽壁面が焦げ付かない原因は微細な浮遊物の少なさ。取り囲む水冷構造とは無関係でした。

先日このような投稿をしました。

普通のフライヤーでの調理では下の写真のように油槽の壁面が焦げ付いてしまいます。

真っ黒な油槽底部

なぜクールフライヤーでの調理では焦げ付かずきれいに保たれるのか、その理由を確認するための実験です。

上の投稿では、クールフライヤーを170℃設定で放置し、油槽の油面から10mm上の壁面の温度を計測した結果132℃だったことを報告しました。

そして今日、一般フライヤーで同じ実験を行いました。

画像1

その結果は105℃でした。

(赤外線を水平方向に向けないと反射して油面の温度を計測してしまいます。写真のような状態にして計測し、これを写真を撮るにはなかなか大変でした。)

つまりクールフライヤーの方が油槽壁面の温度が高いわけですから、水冷構造が影響していて焦げ付きにくいというのはあり得ないことになります。

前回のタイトルで、水冷構造も効果ありか?と書きましたが、水冷構造は焦げ付きとは無関係だったわけです。

そもそもクールフライヤーの油槽の周囲を断熱したのは、油槽の熱を外部に放出しないように保温するのが目的でした。

そしてその目的が実際に機能していることが今回の実験でも確認できました。

また一般フライヤーより油槽壁面温度が高いにも関わらず焦げ付きが生じないということは、油中に焦げ付きの原因となる固形成分が少ないことが原因であると言えます。

今回の実験であらためて、クールフライヤーの沈殿性能の高さを確認できたとも言えると思います。

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用途に併せた、
2つのラインナップ

クールフライヤーは、これまでは当たり前とされて来たこれらの課題を、シンプルな水冷構造と加熱制御(技術解説をご参照ください)のみで解消することに成功しました。

CFT-7
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小型 / 卓上型

小型 / 卓上タイプの
クールフライヤー

小~中規模店舗や、食材を分けての2台使いなどにおすすめです。
 

CFT-18
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標準型 / 自立型

2024年11月発売
(一都三県限定)
揚げ調理量が多い店舗向けの
クールフライヤー

リザーブタンクを活用した揚げカス自動排出機構付き。揚げカス処理の手間を省き、揚げカス由来の油劣化も抑制します。

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