一昨日、災いを転じて福となす 新型コロナ後の世界の想いを馳せてみる!と書きました。
タイトルとは裏腹にリモートワークが進むという他にはあまり具体的なことは書けなかったのですが、今日このような記事を見つけました。
「逆都市化」。リモートワークが一気に進むことで、職場が集中する都市の近くに住む必然性が薄れるというわけです。
確かにその可能性はあるのではないでしょうか。
現在の社会は会社に出勤して仕事をすることを前提に構成されています。
ところが今回多くの会社や個人がリモートワークを体験して、「けっこう使えるかもしれない」、あるいは「リスク回避の為にも必要」と感じたとすれば、社会はじわりじわりと変様していくはずです。
日本以上に大変な事になっているアメリカでは、歌手の自宅をつないでのコンサート実施が報じられています。
このように既にインフラが整っていれば変様は容易かもしれません。5G、6Gの時代にはミュージシャンのいる自宅や会場をつないでのセッションなんて当たり前かもしれません。
それを商業ベースで行う、収入化する手立てもすでにあるように思います。
一方すぐには進まない分野もあると思いますが、インフラが無かったり、規制で縛られていたり、人々の考え方が固定的だったりすることが原因と思います。
でもこれくらいのインパクトがあると、考え方は代わり、規制も取り払われ、実現する技術は急速に進みインフラなどの環境も整っていくのではないでしょうか。
病院に行くことのリスクが明らかになるなど、リモート診療などは特にそう思います。
昨日聞いた話ですがシドニーでは”Web飲み会”というのがあるそうです。というか新型コロナ対応で始まったらしいですけど。
これまで飲み会と言えば集まることの代名詞ですが、アルコールは各自家飲みで会話を楽しむのはWebシステムという組み合わせ。リモートワークが当たり前の社会では、新型コロナの驚異が去っても生き残るかもしれませんね。
これらも同じ流れですね。