神奈川県が主催する県内企業とベンチャー企業によるオープンイノベーションの促進を目指す協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK:バク、以下BAK)」において、厨房機器メーカーの富士工業株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:柏村浩介、以下FUJIOH)との連携による「油煙や排熱が少ない『クールフライヤー』を組み合わせた循環型厨房システムの開発」が、脱炭素推進に資する3プロジェクト(「脱炭素推進枠」)の1つに採択が決定いたしました。
脱炭素・省エネ厨房システム
今回のBAKは応募総数計327件に上り、採択プロジェクトは15件、その中でも「脱炭素推進枠」採択プロジェクトはこのうちの3件です。
今回の採択を受け、FUJIOHの空調エネルギーロスを大幅削減できるダクトレス調理油煙回収ユニットと油煙・排熱などの大幅削減を実現するクールフライヤーを組み合わせ、CO2削減効果や低コスト・省資源・省エネルギー効果の定量的エビデンスの獲得に向けた共創実証を行い、飲食店やコンビニエンスストアに向け、店舗設計を「脱炭素型・省コスト」に一新する省エネ厨房システムとして事業化を目指します。
日本食糧新聞 クールフライヤー社、「BAK」で推進枠を採択 脱炭素と省コスト両立
富士工業株式会社 / FUJI INSUSTRIAL CO., LTD.
本社:神奈川県相模原市中央区淵野辺2-1-9
代表者:代表取締役社長 柏村浩介
創立:1941年12月
Webサイト:https://www.fujioh.com
神奈川県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による事業連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等に参画いただく協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営しています。今後はプロジェクトの実現に向けて、県の支援を受けながら実証に向けた活動を行ってまいります。今回のプロジェクトの成果発表は2024年2月下旬を予定しています。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html