先日(2/27)、東京都立産業技術研究センターで「感性工学による製品評価法」というセミナーを受講しました。本当に価値ある1日でした。
講師はスマイルサイエンス学会代表理事の菅原徹先生。早稲田大学、東洋大学で教壇に立たれ、研究活動をされています。
ホームページの紹介には『笑顔の研究者としてテレビや雑誌などで注目を集め、講演家、プレゼンテーション講師や就活アドバイザー、商品開発コンサルタント、メンタルヘルスコーチ、可視化アートディレクター、フォトグラファーとしても活躍中。』とあります。
プレゼンテーションコーチでもある菅原先生の話に引き込まれてしまい、約3時間のセミナーでしたがあっという間でした。
セミナーではスマイルサイエンスの触りだけを話して頂いたわけですが、笑顔の計測と数値化等の技術、そしてその応用は本当に興味深いものでした。笑顔に関する膨大な知見から、様々な商品開発等のアドバイザーをされているのも納得できます。
先生は学生の就活アドバイザーもされているそうで、その際には履歴書用に数百枚の写真を撮り、その中から最良の1枚を選ぶのだそう。(無償でアドバイスをする代わりに写真を研究に使わせてもらうということです。)
そのプロセスでは技術を駆使して表情の評価を行うわけですので、「愛ある1枚」、プロフィール写真を更新しました、で書いた私のプロフィール写真撮影とは全く次元が違います。ただ、「愛ある1枚」という表現に込めた評価軸を分析的に表現するとすれば、その評価軸は同じである気がしてちょっとうれしい気持ちになりました。
セミナー後には菅原先生も出席の懇親会があり、楽しく有意義な時間を過ごさせて頂きました。
菅原先生のセミナー、皆さんにもお勧めします。